10年目に突入してから

もう一か月が過ぎています。

 

茹だる暑さに

何も出来ません。

 

そのダルさの日々の始まる前に

実は

地獄の日々が有りました。

 

その地獄の日々から

ようやく脱却したみたいで

何が起こったかと言うと

 

風邪(もしかしたらコロナかRS)

これに約ひと月苦しまされました。

治まらない咳の続く日々。

これが寝る直前に

いつも始まってました。

突如として気付いた嗅覚障害。

風邪が治まったかなって思った時

匂いが判らない事に気付きました。

風邪と同時進行で始まった

筋肉痛と関節痛は

どんな姿勢で寝ても

夜中に激痛が走って眠れない。

そんな日々が、何日続いた事か。

ちょうど病院の診察日と

重なっていたので

担当医に痛み止めの相談をすると

ロキソニンは使わない欲しい、との事。

それよりも少し弱い痛み止めを

処方しようかって言われて

痛みにはまあまあ強い方だから

それは次回まで持ち越しとしました、が

でも貰って置けば良かったって

後で後悔しています。

その後痛みの続く夜が

1週間近く有りましたから。

 

現在は痛みも一段落して

熱帯夜の睡眠を

汗をかきながら体感しています。

 

でもちゃんと眠れるのは

明け方からでしょうか。

ですから生活が

昼夜逆転してしまいました。

 

薬には飲み合わせが有って

たしかビタバスタチンが

ロキソニンとは合わなかったような

説明で・・・。

もしかしたらバイアスピリンだったかな。

 

現在6種類の薬を飲んでいるので

それの一つが

ロキソニンと合わないらしい。

 

痛み止めで最強なのは

ロキソニンなんです。

 

自分が普段飲んでいる

処方薬は

強烈な物が多く

薬剤師さんの説明では

人によっては

血反吐を吐いてしまう人も

いるそうな。

 

そう言えば

或る診察日に

担当医が突然

「そう言えば一緒に飲むべき

胃薬を処方していなかった」

そう言いはじめて

胃薬を追加で処方された時も

有りましたが

その胃薬は自分には合いませんでした。

 

結局数日飲んで

約八週間分はゴミ箱の中です。

担当医にも

そう説明しました。

 

その内血反吐を吐く事も

有るかも知れませんが

それはそれなりに

覚悟をしています。

 

それは兎も角

十年目の目標は

勿論走れる様に成る事。

 

この一点です。

 

以前片麻痺の回復は

三年目からは

考え方を切り替えなければならないと

書きました。

 

ですから今の自分が

有るんです。

現在でも改善が続いている。

 

杖付き、内反尖足で

短下肢装具使いの人間が

いつか、走れるようになる。

それが本当に成ったら・・・。

 

これって少しカッコイイ。

 

だからある意味必死で

リハビリを考え

実践して来ました。

 

でもって今はどうかというと

少しだけそれが

現実味を帯びて来た。

 

早歩き風の動きのスピードが

上がって来ました。

 

行けるんじゃねぇ。

 

本気でそう思っています。

 

今年に入ってから

有る問題に気が付いて

それが

 

麻痺足に、後ろに蹴り出す力が無い。

 

この改善をどうするか。

本気で考えたのは

キックボードを使う事でした。

 

キックボード

 

これなら後ろに蹴る力を

麻痺足に付ける事が出来る。

 

だからネットオークションで

真剣に入札もしていました。

でも落札出来なかった。

想定外の高値でした。

六本木まで取りに行く気

満々だったのですが・・・。

 

でもって結局

他の手段を模索した。

 

どうやったら

後ろに蹴り出す力を

麻痺足に付けられるのか。

 

その答えはとっても簡単でした。

 

腰を落としての

大股歩き

 

です。

 

腰を落として

大股歩きをすると

どうしても

前に踏み出した足を

後ろに大きく蹴り出す事に

なります。

 

この動きが

走る時の足の蹴りと

ほぼ同じなんです。

 

最初はぎこちなかったのですが

徐々にそれらしいカタチになって

少しだけ早歩きの

スピードアップに繋がった。

 

そのリハビリの衝撃で

関節痛と筋肉痛が出たのは

当然の成り行きなのですが。

 

ほんの少しの衝撃でも

9年間受けた事の無い衝撃ですから

もろもろの部分が

悲鳴を上げて来る。

 

そんなもんなんですよ。

片麻痺のリハビリなんて。

三年目からのリハビリは

体の再構築なんですから。

 

以前のような動きは

人工的にしか作れないんです。

自然に綺麗な動きには

決してならない。

それが再構築。

 

少しずつ柔軟さを加えて

動きを徐々に滑らかにして行く。

 

来年の7月20日までに

自分はジョギング、

もしくは走るまで

持って行けているのでしょうか。

 

出来れば冬に入るまでに

リズミカルな動きを

出来る様に持って行きたい。

 

大股歩きが

スムーズに出来るように成れば

その可能性は格段に高まります。

 

イコール、ジョギングが出来る様になる、と

断言は出来ませんが

少なくともそこに近付く一歩には成る筈。

 

この2か月

辛い事が続いて

右手中指がばね指になったりと

踏んだり蹴ったりでしたが

その分

片麻痺に関しては

改善が進んで欲しいなって

思っています。

 

ある日突然の朗報を

期待して下さい。

 

自分も自分に

期待しているのですから。