手が握れない!

 

私自身も

握力が有りませんでしたので

最初は

指を引っ掛けるだけで

精一杯でした。

 

どうしたもんじゃろのぅ?

 

どうやったら

握る動きが出来るんだろう?

 

閃きました。

 

アイアンクロー!

 

フリッツ・フォン・エリック氏の

必殺技です。

これが有った。

フリッツ・フォン・エリック

 

もう

ごく一部の人にしか

判らないでしょう(笑)。

でも

この方法が有った。

 

さっそく

試しました。

 

指が僅かだけれど

閉じる。

 

以来

急性期の病院で

しょっちゅう

アイアンクローの

トレーニングです(笑)。

 

手、動かないから

ずっとやってました。

 

昨日まで

この事はすっかり

忘れていました(笑)。

 

やる事は

至極簡単です。

 

片麻痺の腕の

手首を

強く握っては、緩める。

それだけです。

 

強く握った時

指が動きませんか?

手のひらが

閉じませんでしたか?

エリック兄弟

右側の様に、手首を強く掴んで

握って行きます。

 

その為には

手のひらは大きく

開いておかなければ

なりません。

そうすると

手首をぎゅっと

掴んで握った時に

大きく閉じてくれる。

 

これが

アイアンクローの

極意なんです。

 

手首を強く握ると

握られた手は

一段握力が上がる。

 

簡単な方法ですが

手のひらが

掴むたびに

自然に動いてくれる。

 

フリッツ・フォン・エリック氏は

アイアンクローを

相手のこめかみに

決めて

相手を倒してから

必ず手首を握っていました。

 

その理由が

判らなかったのですが

体重をかける為だけでは

無かったんです。

当時

プロレスごっこで

実際試してみると

手のひらが閉じるのが

判りました。

 

理に適った

攻撃スタイルだったんです。

 

そんな思い出が

今頃役に立つなんて。

 

こんな風に

昔の記憶を呼び起こしながら

リハビリしていました(笑)。