勘太爺ちゃん | 猫屋サンちの家庭事情。

勘太爺ちゃん



昔に付き合っていた相手が飼っていたダックスの勘太くん。
同棲をきっかけに我が家にやってきた。

先住のにゃんずとは微妙な距離感。
それでもマイペースな勘太くん。
我が家にやってきて間もなく、ヘルニアを患い緊急入院&手術。
後遺症で下半身不随になったのは7歳の頃かな。
そこから3年、毎日毎日介護をしてきた。
私は犬より猫派。でも、うちの子になったのだから。(当時)大事な人の愛犬だから。

相手と別れるとなった時、本来飼い主である相手はとんでもない発言をした。
「俺はこいつの排泄とか出来ないし、何より仕事で面倒なんか見れない。親に頼んでみても良いけど多分断られるからこいつを保健所へ連れて行くしかない」

ありえん。人として本気でありえん。
ヘルニアの手術が無事終わった時に流したお前の涙は何だ。
本気でそう思ったしこの人と別れる事にして本当に正解だと思った。

「保健所に連れてくとか本気で言ってんの?そんな事言うなら私の子として育てるわ[m:76][m:76][m:76]」

震えながら言ったのは今でも覚えてる。

そこから6年。
特に大きな病気も無く元気だった勘太くん。
現在16歳7ヶ月。

そろそろ生涯の終わりが近づいてきている。

これは1週間前の写真
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こちらは1ヶ月前。
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こちらが2ヶ月前。
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今は辛うじて自力で水分を取る事は出来るけど、歩くのも、座るのもほとんど出来ない。

穏やかに、安らかに逝けます様に。

一番勘太くんと仲良しのお夏が今日はずっと側にくっついている。

本当に覚悟をしなきゃなぁ。


ありがとう。
ありがとう勘太くん。
しんどいならば頑張らなくても大丈夫だよ。

今はそう思いながら、撫でる事しかできない。

勘太くんが、幸せだったなぁと、
そこまで思わなくて良いけど、せめて楽しかったぜーって思ってくれたらな。


と思ってしまうのは飼い主のエゴかしら。




長々書いてたら何が言いたかったのかわかんなくなってきたw


世話は大変だったけどちゃんと愛してたぜ。
らびゅー。