長いので その②です
🐏情報
福岡・糸島市の手紡ぎ糸屋さんから
2022年11月毛糸だまのイベントで200g
2023年3月手紡ぎ糸屋さんのネットショップで
1128g(残り全部)をそれぞれ購入
三重県の ひつじみかん牧場の恭子さん
クープワース種の交雑 らしい
これを合わせて 5月に
(この時 ひつじのアトリエにて原毛洗いは講習済み)
最初の200gは洗って116gになっていた
新しくやって来た1128gは
洗う段階ですでに湿気か脂分か分からないけれど
重量が1215gに増量していた
この頃 部位分けの知識はないので
1215g は テキトーに 限のよい所で千切って測って洗った
240g → 155g
300g → 180g
300g → 175g
375g → 239g
洗う前 200+1215=1415g
洗った後 116+749= 865g
この最後の合算した865gを基準にして
今回作業を進めています
7月2日の作業分
7月3日の作業分
染め屋さんのモノゲン3%
60℃のお湯に溶かして2.5時間浸け置き
45℃のお湯で2回濯ぎ
6分間の脱水の後 室内干し
翌日 干物ネットで外に干す
200gを2つのネット
2つのトロ箱にて同時に洗う
400g → 389g
3%減
7月4日の作業分
染め屋さんのモノゲン4%
60℃のお湯に溶かして3.5時間浸け置き
45℃のお湯で2回濯ぎ
6分間の脱水の後 室内干し
翌日 干物ネットで外に干す
残り全部296gを1つのネットで
1つのトロ箱で洗う
296g → 269g
10%近く減
ここまで書いて振り返ると
1年間衣装ケースで保管した結果
1回目の洗い上がりの重量が
今回洗う時に測り直した重量よりも軽い
つまり 保管中に増量している
湿気なのか それが脂戻りを呼び寄せて
31g 増量していた
最後の回に洗ったものをモノゲン4%に設定した理由は
触ってみて かなり脂が手に着く感じだったから
洗い直しをした後の重量は852g
1回目洗いの重量が865gだったことから
1回目洗い切れなかった脂13gが今回落せた計算
1回目と2回目の減少度が3%だったので
実はまだ この部分に落とし切れていない脂があるかも
元々 羊脂多めの品種は
サッサと紡ぎなさいということでしょうか
恭子さんの原毛じたいはとてもきれいで
よく管理して育てておられると思っています
1年間で脂戻りした結果ステインを招いてしまって
羊の品種と洗いのテクニックは無関係ではない
それを見極めて 洗えるようになるには
羊についての知識を増やす これが大切ってことですね
来年の今頃
覚えているかなぁ
来年の私