皆さまにとって、よき一年となりますようお祈り申し上げます。
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今朝の中日新聞(2026年1月1日付)、まるっと1ページ(全15段)、劇団四季の広告が掲載されていました。
元日の朝からテンション上がりました。
“2026年、より熱く、より深く、名古屋を感動で満たしたい。”
というコピーのもと、『オペラ座の怪人』が7月5日にこけら落とし公演として開幕することが大きく告知されていました。
『オペラ座の怪人』つながりになりますが、ラウルとファントムの両役を務められた佐野正幸さんが、元日付けの X のポストで退団を公表されました。
あけましておめでとうございます!
— さの まさゆき (@masayukisano210) December 31, 2025
39年間お世話になりました劇団四季を昨年末をもちまして卒業しました。
長い間ご支援を賜りました皆さま
心から感謝申し上げます。
今年は新たなステージで色々な挑戦をしていきたいと思います。
変わらぬご支援を何卒よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/1JFPKJ1wUS
個々の役者さんについては、正直なところあまり詳しく覚えていない私ですが、佐野さんについてはいくつか記憶に残っていることがあります。
10年以上前だと思いますが、あるラジオ番組に佐野さんが出演されていました。そのときにお話しされていた内容を、今でもふとした折に思い出すことがあります。
佐野さんによると、
ラウルに比べてファントムのほうが曲の音域が高い。音域として自分に合っているのはラウルで、声帯が太くないと一定以下の低音は出せないが、高音は訓練によってある程度まで出せるようになる――つまり、ファントムの高音はトレーニングによって身につけた、というようなお話でした。
また、同じ番組だったと思いますが、劇場の音響について「季節によって音の響きが違う。冬は声が広がりにくい。なぜなら、セーターなど厚手の服を着たお客さんが多く、音が吸収されてしまうから」というお話もされていて、とても面白いなあと感じた記憶があります。
もうひとつ印象に残っているのが、ジョエル・シュマッカー監督の映画『オペラ座の怪人』が2010年の金曜ロードショーで放映された際、日本語吹替版のラウル役を担当されたことです。この頃にはすでにファントム役で舞台に立たれていたので、佐野さんのラウルはうれしい驚きをもって迎えられたような記憶があります。
ちなみに、ファントムは高井治さん、クリスティーヌは沼尾みゆきさんが担当されました。
ここ数年、観劇をぼちぼち再開してからは、舞台で佐野さんをお見かけする機会はありませんでしたが、多くの四季ファンの観劇歴の中で、間違いなく一時代を築いた役者さんだったのではないかと思います。
おわり。