『バック・トゥ・ザ・フューチャー』初観劇です。


https://www.shiki.jp/applause/backtothefuture/


演出のネタバレを踏まないよう、プロモーションの動画を我慢し、青色サムネの記事を見かけたら回れ右し、そんなことを半年以上頑張って来た甲斐がありました。

デロリアンが突然、目の前に現れたときは感動。どうやって登場したのかまったくわかりませんでした!!

 

舞台の機構も演出ももちろん凄かったけど、興を削がれることなく舞台にのめりこむことができたのは、俳優さんたちの堅実な演技があってこそ。歌も踊りもお芝居も隙がない。

マーティー、ドク、ロレイン、ジョージは映画のイメージを損なうことなく、舞台でそれぞれのキャラクターを体現されていました。

みなさん歌が上手いのは言うまでもないのだけれど、ロレイン/海沼さん、ジェニファー/林愛夏さん、本当に素晴らしい歌声でした。

アル中でよれよれのロレインが歌い出すとめちゃくちゃ歌うま、というギャップが面白かったです。

 

上矢印 

開演前の客席内は印象的な青色の空間演出。

デロリアンに搭載されている、ちょっと口の悪い人工知能の電脳空間だったのかな、などと妄想。


ところで。
酷いドライアイなので、日常的に目薬が欠かせません。
観劇前や幕間はいわずもがな。
いつも持ち歩いている目薬の容器は、太陽光や白熱灯の下では黄緑色に見えますが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』開演前の劇場内では黄色に見えたのです。
これってどういうわけなんだろう?と不思議に思い、調べてみました。
 
 
舞台照明は、雰囲気づくりのために単一色(青・赤・アンバーなど)のフィルターを通した光を使うそうです。
今回のBTTF開演前の劇場内のように「青を主体」とした照明には、青~シアン(約435〜500 nm、短波長)の光しかほぼ含まれておらず、黄色(約580nm)や緑色(約530nm)の波長成分が含まれていない状態になります。
 
 
また、人の目と脳は「環境光を基準にして色を判断」するようにできているそうです。
青い照明下では、脳が「世界全体が青っぽい」と認識して、それを打ち消すように暖色系を強調する方向で補正し、結果的に「黄緑が黄色」「白が少しオレンジがかって見える」といった錯覚が起きるそうです。
 
つまり、
 
✔️青照明には、緑・黄色成分が乏しい
✔️緑成分が再現できず、黄成分のみが強調される
✔️青光に順応して、相対的に黄色みを強く知覚
 
という状態になるため、目薬の容器が緑色ではなく黄色に見えたわけです。
 
これは「カラーフィルターによる色ずれ(色相の変移)」というもので、舞台では意図的にこうした効果を利用して、服や背景の色調を変化させることも多いそう。
 
電球
アラジンの紗幕の色が変化して見えるのも、こういう照明の効果だったのかも!と気がついて、ひとりで興奮 (*゚∀゚)=3。
舞台っていろいろなものが組み合わさって出来上がっているんですね。面白いです。

 

おわり。

 

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バック・トゥ・ザ・フューチャー 東京

2025.11.2(日) 昼 13:00開演

JR東日本四季劇場[秋](浜松町・竹芝)

1階センターブロック6列

 

キャスト(敬称略)

マーティ・マクフライ  立崇 なおと

ドク・ブラウン  阿久津 陽一郎

ロレイン・ベインズ  海沼 千明

ジョージ・マクフライ  塚田 拓也

ビフ・タネン  神永 東吾

ゴールディ・ウィルソン  ペ ジェヨン

ジェニファー・パーカー  林 愛夏

ストリックランド  本城 裕二

デイヴ・マクフライ  柴田 鴻洋

リンダ・マクフライ  多田 毬奈

 

【男性アンサンブル】

平田 了祐

筒井 圭児

横井 漱

桒原 駿

奥村 響

深堀 拓也

 

【女性アンサンブル】

辻 茜

新宮 有香子

小坂 華加

福田 愛

佐野 奏実

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