ある年の年末年始
わたしは、病院で、仕事しながらの年越しでした。
入院患者の夜間の急変は、基本的に、
当直医に連絡し、指示をあおぎますが、
当直医の状況、主治医の性格やコンディションによっては
じかに主治医に連絡します
んで、ある患者さんについて、
主治医(自宅待機)に電話。
ある程度の指示と、「すぐ行きます」
到着した先生
右目、きれいなストレートパンチが入った痕が。内出血。
すっかり腫れあがっている。
白衣をはおりながら、なにも語らず患者のベッドサイドへ。
うしろをついて行きつつ、わたし→「せ、せんせい、
その目は・・・」
コワ
遅れて到着した患者の家族も、
生死をさまようその人より、先生の顔が気になってる。
家に帰って彼にまず言ったのは、
「○○先生見た?」
「すごかったね」
「すごかったね」
「子供と遊んでてなったって」
「・・・聞いたんだ!?」
勇気あるなァ
ケド、子育てってそんなディンジャラスなん?!
子育てって大変なんだね・・・
その日のナース間では、
「奥さんだヨ」「ぜったい奥さんのグーパンチだよ」て
話してました。
あとで、子供のせいだったらしいよ?ってわたしが言っても
みんな、
ふぅ~ん(疑)
結局結論は、
「やっぱり奥さんのグーパンチだな」