前日はなかなか寝付けなく、気付いたら朝でした・・・・って寝てるのかな。
8月21日 水曜日
PM1:45 病院着。もちろん母もセットでもれなくついてきます。
告知されてからず~っと止まらなかった吐き気はもはやピーク状態。
うげってなる。
外科外来でソファーに腰を下ろし、込みあがる吐き気を抑えるようにお茶を飲む。
その間、母は涼しい顔。
にゃんこさ~ん、午後外来一番目に呼ばれる
ドッキーーン!!来たよ、ついに来ちゃいました。私の体の転移の有無。
ビビりを隠せないまま、おずおずと診察室へ。
若先生「こんにちは」
私&母「よろしくお願いします」
若「今日はお盆明けですが、道路は込んでたりしませんでしたか?」
なんじゃらほい???なんでここで道路事情を聞くわけ??
もう、私の心臓は体を飛び出し ばっくんばっくん ずっこんばっこんと彼方へすっ飛んじゃいました。
若「え~、順を追って話しますね」
順を追ってだ~~!!??
なんなのさ、なんか悪い結果でも出たのか?彼方へすっ飛んだ心臓は舞い戻り
また、私の体で激しい鼓動となった。
CTの検査では、明らかな転移は見られませんでした。
肺も白く見えるところはありますが、これはほとんどの方に見られます。
私の鼓動は大太鼓から小太鼓になってきた。
よかったぁ。本当に良かった。
続いて、骨シンチですが、と私の骨画像を見せられた。
よくドラマで見るスクリーンにピっって挟むんじゃなく、パソコンで。
ここで私の緊張は頂点に。
なんだか、骨シンチって響きも嫌い。
すごく怖い検査内容な感じがして、毎日ベッドで「骨シンチ」って言葉がぐるぐる回っていたぐらい。
若先生が結果を言う前に、私、ちら見しちゃった。
デスクの上の検査結果の紙切れ。
そこには明らかに「-」が!!!
若「骨も、黒いところがあるのがわかると思いますが、左右対称のこの部分は問題ないですので。骨転移もありません」
もう「-」を見ていたから平常心を取り戻していた私は、ちゃんと喜べた。
そしてMRI。
若「左胸のこの部分が悪性腫瘍、すなわち乳がんです。」
たしかにそこには「物体X」がいた。
はは~、なるほど、こいつが敵かっ!!と睨みつけていると
若「ただ、ここにも怪しい影が3個あるんですよ。見た感じ良性っぽいんですが小さすぎてわかりません。
あと右にもひとつあります」
・・・・・・・・・・・・とは?どうなるの?
私と母で質問開始したけれど、結局はわからないと。
たぶん良性、きっと良性。
それよりも今確実にある悪性腫瘍、すなわち「がん細胞」に目を向けろということなのね。
読んでくれてありがとうございます
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