今日WEBニュースで、「会食恐怖症」という言葉を知りました。
原因はそれぞれでしょうが、家族以外の人と食事が出来ないのだそうです。
最近色んな症状に名前が付いているのですね。
以前は聞かなかった「パニック障害」とか「広場恐怖症」とか。
自慢じゃありませんが、私にもあります。
私はとにかく大きな音が苦手。
苦手というより恐怖を感じます。
ずっとそれは、自分がどこかおかしいのだと思っていました。
今でこそ精神的な問題にいちいち細かく名前が付いていて世間的に認められた感がありますが、私が子供の頃は人が何ともないものを怖がるのはただのビビリだと決めつけられていました。
花火の音も運動会のよーいドンのピストルの音も怖かった。
今もいい年して雷が怖いし(落ちる可能性があるからじゃなくて音のせい)、アメリカの映画館の大音量、電車がホームに入って来る時に鳴らす音や空気を吐き出す音、それにセントパトリックス・デーの空砲をぶっ放すパレードが怖い。
「聴覚過敏」とか「音恐怖症」という名前の症状だそう。
子供の頃は自分では大きな音が怖いと気が付いてはいても、集団行動が基本の学校では避けることもできませんでした。
細かな症状や状態に名前が付くことの弊害もあるかもしれませんが、自分の苦手なことを無理やり克服しようと努力しなくても良い(しても無駄)って分かるだけでも、私の子供時代はもっと楽だったんじゃないかと思います。
あとは周りの人達の理解が深まれば言うことないのですけど。
ワシは耳が遠くなって、掃除機が怖くなくなったぞ