今朝ゴミを捨てようとアパートのドアを出ると、いつものご近所さん数人が階下のカフェのテラス席でコーヒーを飲んでいました。
この人たちはいつ仕事をしているのだろうと不思議に思いつつ、お決まりの「Hi!How are you?」の声が飛び交います。
いつも思うのですが、元気?と一応訊きはしますが、決まって答えは「Good!」だの「Great!」です。
いつも絶好調なんて、そんなはずはあるまいと思う私も、「元気?」と訊かれれば、本当は五十肩が痛くて夜眠れなくて辛くてもそんなことは言わずに「ばっちりです」と答えます。
最初は中身の無いむなしいやり取りだなとさえ思ったものですが、なんとなく分かってきた気がします。
言葉の威力というものはなかなか侮れなくて、「とっても元気です」と宣言することで本当に気持ちが軽くなるように感じます。肩の痛みは変わらんけど
そうやって良い気持ちにさせ合って送り出し合っているのだなと思うようになりました。
たとえ、ただゴミを出しに行ったんだとしても。
じいさん、おはよう。元気?