年に一度のアパート更新のための面接の時期になりました。
住んでいるアパートはアーティストであることが入居の第一条件で、アーティスト活動をサポートする目的のため相場の3分の2ほどの賃貸料となっているそうです。
確かにここのところ、建物は年々古びていくというのに、市内のアパートの賃貸料は上がる一方。
2ベッドルームだと月2000~3000ドル(約32万〜48万円)が相場のようです。
それを考えると少々のことは我慢しなくちゃとは思うものの、この年一度の面接では、去年の年収から銀行口座から資産全てを報告する義務があるのは、どうにも嫌な感じを抱いてしまいます。
ま、このアパートを借りている時点で貧乏なのはバレてはいるのですが。
前置きが長くなりましたが、その面接に必要な自分の銀行口座のコピーをもらうために銀行へ行って来ました。
ところが、銀行員は私のセービング口座がコンピューターの記録にないと言うではありませんか。はあ?
銀行員がコンピューターと格闘している長い間、何かお手伝いしたくても何が問題なのかも分からないので、ただボーっと立っているだけ。
そのうちIDを見せろと言うのでグリーンカードを出し、またボーっと待っていると、その銀行員が
「アメリカ国籍を取らないの?」
ここは移民局じゃなくて銀行だよね?
てか、なんかそれ私の口座と関係ある?
「いや、まあ…」と言葉を濁すと、突然「あまり長く待たせるのもナンだから、グリーンカードのコピーとってもう少し調べてみる。質問があったら電話するから」と言うので帰って来ました。
その後質問の電話がかかって来ることはなく、色々だけが残ったのでした。
何だったんじゃろ?あの質問の意味は…?