5月5日は亡くなった父の誕生日でした。
生きてれば85歳…92歳まで生きたいって言ってたけど、希望より早く逝ってしまいました。
生前はツアー旅行へ母と出かけたりすると、「集合時間に来ないのはいつも父だから真っ先に名前と顔を覚えられたりしてめちゃくちゃ恥ずかしい」と母は言ってました。
そういう時には遅くまでうろついてたのに。
日本では母も父を偲んでいるだろうと思って、昨夜電話しました。
いつものように何も楽しみが無いという愚痴を聞いていたら、突然
「今さら新しく趣味を持つなんてムリだから」
と声を荒げる母。
いつも散々私があれはどうだこれをやってみたらと言うので、始まる前に予測して遮ったんでしょう。
「開き直ったな」と言うと、母は笑っていましたが。
当然ですが、今も母の中では父が大きく存在しています。
父がいなくなってしまったという事実をじーっといつまでも見つめて動けないでいる母に、自分はでも生きているという認識をどうすれば持ってくれるのか、3年経った今も分からないでいます。

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