NETFLIXで『アメリカン・グラフィティ』を見つけて、懐かしい~と思っていたら夫も観たいと言います。
観たい映画が重なるなんて、とても珍しいので一緒に観ることに。
ところが映画が始まる前に、一時停止にしたまま夫がこの映画への思い入れを語る語る。早く観ようよー
「はいはい、クラシックカーがいっぱい出て来るから、車好きのアナタはうれしいんでしょ」と思いながら聞き流していましたが、いつまで経っても終わらないのには閉口しました。
サウンドトラックのレコードも買って聴きまくってたそう。
それにしても不思議なのは、確かにこの映画を私は映画館で観ていますし、夫も映画館で高校生の頃観たと言います。
でも、アメリカでの公開は1973年、日本での公開は1974年で、ふたりとも映画館で観るような年齢ではまだなかったというのに、リバイバル上映でもあったんでしょうか
そして再度観た感想。
うーーーーん、ダサい
年月が経っているというダサさではなく、なんというか、町の全高校生一斉発情状態もさることながら、男は良い車に乗ってこそ・女は美人に限るというのが全てみたいな変なエネルギーに白けてしまったのかな。しかもたぎってる
この映画でハリソン・フォードは注目を浴びてスターへの道を歩み始めた割には、チラッとしか出ていないことにもちょっとびっくりしました。
初めて観た時には「あー、これこそアメリカの高校生なのねー」と、あれほどときめいたというのに、思えば遠くへ来てしまったのね。
夫はといえば、あれほど力説しちゃったもんだから引っ込みがつかずに「でも凄い車ばっかだな」と、無理矢理褒めていました。
そっとしておいておいた方が良い思い出もあるということですね。