今日はまたやけに暖かくて、11月も半ばだというのに最高気温が23℃、でも明日は13℃まで下がるとか。
こうも気温に上下されると、体調管理もそうですが、着るものにも困ります。
クローゼットの前で、今日私は寒いのか暖かいのか?と悩むことしきり。
そういう時、作家の伊集院静氏のエッセイの中の言葉をふと思い出すことがあります。
奥様の篠ひろ子さんのことを「家人はほとんど間違った服装をしない人」と表現していました。
伊集院静氏と篠ひろ子さん (毎日新聞の写真)
伊集院氏は奥様のことをエッセイの中では滅多に褒めませんが、この言葉をとてもさりげなく書いていました。
その言葉から奥様への信頼や尊敬を感じました。
多分、最上級の誉め言葉なんだろうなと。
きっと篠さんはいつもうちでも外でもきちんとしているのだろうし、それに気が付く伊集院氏の視線。
着るものを間違えないというのは、簡単なようで全くそうではなく、気温はもちろんTPOをわきまえているっていう事。
物事を分かっていて状況を判断でき、それに自分を合わせられるという事。
センスを磨くだけでなく、自分を第三者の目で見られるという事。
なかなか大変です!
…で、今日は何着よう…