ニューヨークに引っ越した友人Sさんから電話がかかってきました。
彼女は日本生まれの日本人ですが、アメリカ育ちなので英語の方が得意。
昨年アメリカ国籍を取りました。
ところがこのコロナの折、アメリカ人になってしまったSさんは日本へ帰国するのにビザが必要です。
うっかり航空チケットを買ってしまった後に、その旅行会社から「ビザが必要なのはご存知でしょうか」と確認の連絡がありました。
そして、ビザの取得を代行する書類作成方法を日本語で説明したメールが何ページも送られて来たそう。日本の旅客社は親切
ただでさえ日本語が苦手なSさんにはチンプンカンプン。

「た、助けて〜!」と私に泣きついて来たのでした。
それというのも、私が日本の法律事務所で働いていた事を知っているからだと思われます。
助けてあげたいのは山々ですが、働いていたといっても弁護士じゃなくて秘書だったんだし…
しかも「甲は乙に対して…」という裁判書類を、弁護士に「この場合の甲というのは○○さんですか?」と確認してたくらいのダメ秘書でした。



それが、です。
昨日のニュースで10月11日から日本へ入国する外国人のビザ免除とありました。
読むなりすぐSさんに「11日だって!間に合う?」と連絡すると、「うん、20日に日本着のチケット。腰が抜けたよ…」
腰は抜けたけど、本当に良かったね。

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