夫は来月、市内のギャラリーでキュレーターとして展覧会を計画していました。
隣の州に住む画家にも遠路はるばる会いに行ったり、とても張り切っていました。
ところが。
そろそろ最終的に話をしようとギャラリーの担当者にメールを送ったところ、その担当者は他のギャラリーに移ったことが分かりました。
引き継ぎも何もなかったそう。

ショックを受けた夫はギャラリーの女性オーナーと電話で展覧会の実現を直接談判したところ、こう言われました。
「うーん、そうねえ。ちょっと白すぎる」
白すぎる?
「あなたが選んだ7人のアーティストのうち、女性がひとりだけだし全員白人じゃない。黒人のアーティストを数人混ぜたら?」
夫はしばらく絶句していました。
これは白人にも女性にも、そして黒人にも失礼というものじゃ?
そもそもアートに対して失礼。
さて夫はどうするか、今後が注目されます。


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