前回書いたように、日本領事館へ行くためにホテルを予約しました。
さて今度は必要書類の確認と準備。
妹が送って来た書類を調べていますが、これって本当に日本語なの!?っていうくらい何言ってんだかさっぱり。

なぜか領事館員の目の前でサインしなければならない書類も沢山あって、行く前からゲッソリ。
きっと何かやらかすなー。
書類アレルギー体質だな、これは。
何を隠そう、私は昔東京の法律事務所で働いていたんです。
書類アレルギーはその頃形成されたと思います。
「甲は乙に…」とか「被告人はこれに対し…」とかいう書類を読むと軽く眩暈がしたものです。
どうせケースごとに書類を作るんだから、甲だの乙だのじゃなくて「伊藤氏は山本氏に…」って名前を使えば間違う人も少なくなるのに。私だけかも
あ、被告人といえば忘れられない出来事があります。
私はTVドラマを観て、弁護士というものは「弱きを助け強きをくじく」といった正義感に燃えて悪を倒すというイメージを強く持っていました。
ところがある日書類を清書していて、弁護士のクライアントがとんでもない人なのにビックリ。
「先生、この人絶対に嘘ついてますよね?」と思わず言うと、弁護士は「善悪で判断しちゃダメだよ。クライアントである以上彼のためになるように弁護するのが仕事だろう!」と叱られました。
考えてみればそうなんですけど、ドラマのイメージが…
・・・話がどっか昔へ行ってしまいましたが、というわけで、半泣きになりながら書類と闘っている今日この頃です。

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