父が亡くなってそろそろ1カ月になります。

 

母と妹は、その後処理に毎日のように役所へ行き葬式へ来てくれた人のところを廻ったり、とにかくすることが山ほどあって忙しいんだそう。

何も出来なくて申し訳ない・・・

 

事後処理がこれほど大変だとは思いませんでした。

私も領事館へ行って書類を作らなくてはならないとか。

 

よく「忙しいのは、家族を亡くして悲しいのをまぎらわせるため」と聞きますが、そんなのんきなものではないようです。

 

母の様子を知るために電話をしても、忙しいからと言って数分しか話せないほど。

「忙しすぎてご飯を食べる暇も食欲もない」って言っています。

 

 

ある朝電話した時には、寝不足で母はふらふらなのに「お父さんに炊き立てのご飯をお供えしなくちゃいけない」と言うので、「炊き立てじゃなきゃダメなの?」ってつい言ってしまいました。

 

そういうものだっていうことだし父を大事にする気持ちも分かりますが、母も心配なのでもう少し合理的に考えちゃダメなのかなと疑問に思います。

 

 

それから驚いたのは、父の書類を整理していて分かった父の出生地。

 

てっきり祖母の家で生まれ育ったと思っていましたが、実は違っていて、聞いたこともない場所で生まれていたんです。

 

きっと父も幼すぎて覚えていなかったでしょうが、子供の頃の話をもっと聞きたかったなと思いました。

 

 

 

 

 


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