アパート内を片付けていると、コート掛けにずっと掛かったままの夫のレザージャケットに目が留まりました。
革が厚くてしっかりしているのはいいんですが、羽織ると子供でもおんぶしているようなものすごい重さです。
数年前に夫が一目惚れして、私が止めるのも聞かずに購入したもの。
反対した理由は、そのライダースジャケットが本格的すぎて、バイクに乗らないことには恰好がつかないデザインだからです。
丈もバイクのシートに座った時にもたつかないように短いデザインで、脚が細い夫が着て立つとカラスみたい。
反対を押し切ってまで買ったというのに、夫はこのジャケットをもうずっと着ていません。
なぜならある日、このジャケットを着て出かけた先で、ふたりの知らない男性に「おっ、バシッと決めてるねー」とからかわれたんだそう。
それ以来着なくなってしまいました。
だから言ったのに・・・と思いましたが、私もカラスみたいだと思った手前口には出さず、ぐっと我慢しました。
でもこのジャケットには罪はありませんが、ものすごく場所をとるので何とかしてほしいな。