Eさんとは、前に働いていたベーカリーで同僚として会いました。
10年くらい前の話です。
Eさんはロシアからの移民、日本からの移民の私と英語で会話するのがとても難しかったです。
どちらも癖のある英語のアクセントでの会話なので、時々どころではなくもう言ってることがまーーーったく分からなくて、お互い苦労しました。
それでも一緒に働いて半年もすると、彼女がこの単語を使う時はこういう気持ちの時だというのが分かってきて、そうなると気心も知れてきます。
もともとロシアでは学校の先生だったというEさんです、頭はとても良い。
夫同士も交えて夕食に招待し合って親しくなりました。
そして驚いたのは、Eさんと私は誕生日が全く同じなんです。
それで誕生日にはお互いプレゼントをし合うようになりました。
Eさんは今カナダに住んでいます。
でも誕生日にはお互いメールを送り合います。
先日の誕生日にもEさんから写真つきのメールが来ました。
自分の誕生日は、同じ誕生日のEさんを思う日です。
多分Eさんもそうでしょう。
そういう人と知り合えて幸せだなと思います。