アメリカでは新学年は秋、アメリカでも地域によって違うけどニューイングランド地方では8月の終わりに始まります。
先の状況を見通すのは難しいですが、昨日市内の公立学校の秋からの授業形態が発表されました。
それによれば、
・ソーシャルディスタンスを守るためクラスを2つに分け、生徒は週に2日ずつ登校する
・登校しない半分の生徒はオンラインで中継される授業を受ける
・金曜日は全生徒オンラインの授業を家で受ける
・教室内はマスク必着
・手洗いをまめにさせる
さらに、スクールバスも
・生徒が隣りあって座ることがないように、間隔を置いて座らせる
従って、バスの本数も増やす必要があります。
苦肉の策の感がある新制度ですが、当然父兄からは不安いっぱいの声が。
・マスクをして来ない生徒がいたらどうするか
・リモート授業に対応できるデバイスがない場合はどうするか
・もし感染したら、誰が責任をとるのか
・スクールバスの増数、ドライバーの増員の費用はどこから出るのか
よく分かります。
考えれば考えるほど不安ですよね。
特に低学年の子供たちは、久しぶりに会える友達とどうしてくっついちゃいけないのか・・・
これを機に、ホームスクーリングに切り替える家庭もあるんじゃないでしょうか。
それにしても、先生も本当に大変だと思います。
友人に公立学校の先生をしている人は多いですが、もう夏休み返上で準備しています。
それぞれがそれぞれの立場でできることをする
それしかないように思います。