今日は父の日。
日本は13時間先なので、日本の父へは昨夜電話しました。
父は耳が遠いので、受話器の話すところを囲って出る限りの大声で「あーのーねー!」
父側の祖母はもう本当に耳が遠くて、102歳まで長生きした人でしたが耳元で叫んでも聞こえないほどでした。
私は顔・体型とか気質とか、とにかく全て父方に似ているので、耳が遠いのもいずれ来るんじゃないかと思っているのですが、夫もこれまた聴力が疑わしい時があるので将来が心配です。
ふたりして「はあ?」「何だって?」を永遠に繰り返すのも、見てるぶんには微笑ましいけど当事者にはなりたくありません。
さて一方、夫の父親は昨年の3月に亡くなりました。
夫は今日「母に電話しなくちゃ」と言います。
は?父の日に母親に電話するんですか?
アメリカの父の日は、文字通りお父さんっていうだけじゃなくて誰かの父親全てに感謝するものです。
だから、自分の父親だけじゃなくておじいさんもそうだし子供の父親っていう意味で夫もそう。
例えばフェイスブックは、妻から夫へ”世界で一番の父親”というメッセージで埋まります。
妻→夫ではなくて、妻→子供→夫という、言ってみれば日本では奥さんを”お母さん”って呼ぶ感じ。
夫の場合は、その夫(夫の父親)を亡くした母親が、息子として父の日を一緒に祝ってもらいたいから・・・だそう。
ふーーーん、ややこしいアメリカの父の日です。