こういう状況では色々と不便を強いられているわけですが、考えてみると将来バーチャルの世界に住む練習をしているような気にもなります。
例えばオンライン上で授業を受けたり、会議や飲み会をしたりというSF映画のような状況が現実になっているわけです。
それにさして抵抗もなく順応しているのは、まあ他に仕様がないからとはいえ、驚くべきことだと思います。
もしこのコロナウイルスが30年前以上に流行していたら、今とは状況は全く違っていたでしょう。
他人とのコミュニケーションは、多分電話のみ。
YoutubeとかNetflixなんていうものはありませんでしたから、娯楽と言えばテレビとラジオ、本くらい。
日々の閉塞感は比べ物にならないでしょう。
じゃあ30年以上前の人たちはもっと不便を感じていたか?
と考えると、案外大丈夫だったような気もします。
知らない、というか他の選択がないということは、案外強いかもしれない。
じゃあ、バーチャルから一番遠いものは何かと考えたら・・・ ペットかもしれない。
特に猫なんて、抱っこするためにいるようなもので(うちのおっさん猫は抱っこされるのが大嫌い)、バーチャルで飼ってもしかたがないものだと思います。
画面に写るたびに「しゃーーーーーっ」って言われるんじゃ、なんのために飼ってるんだか。
ダンボール箱の中でなんだか怒ってる猫