ステレオタイプってありますよね。
先入観とか固定観念とかいう意味が一般的だと思いますが、偏見や差別っていうネガティブなものも含まれることもあるので注意が必要です。
Wikipediaによれば『ニューヨーク・タイムズ』は、アメリカ合衆国における代表的なステレオタイプとして、「貪欲なユダヤ人」、「卑劣な中国人」、「馬鹿なアイルランド人」、「怠惰な黒人」を挙げているそうで、なんかものすごい言いよう。いったい誰がどこで言ってるんでしょうか
でも、ただイメージっていうことで勝手に想像したりするのは楽しいものです。
私にとってのステレオタイプは、例えば
アメリカ人は顔を合わせれば「へーイ、ホワッツ・アップ、メーン」かなんか言って、ばしっとハイファイブをして、すぐに仲良し。
フランス人は一日中カフェで歩道に置かれたテーブルに座っているし、パリの街行く人はみんなおしゃれ。
イタリア人は毎日パスタかピザを食べ、男性は年中女性をナンパしているし、女性は日に焼けてなんぼっていう勢いで肌を焼く。
・・・・・どっちかっていうと、お国柄って言った方がいいかも。
こういうイメージをどこで得たかといえば、きっと映画や本からだと思うので、実際にそういう人もいるんでしょう。
逆に、ハイファイブなんて生まれてこのかた1回もしたことがないアメリカ人だっているかもしれません。
ダサいフランス人だって、恥ずかしがりで女性に道も訊けないイタリア人だっているかも。
全然関係ないけど、寝てるおっさん猫とハイファイブ・・・いやお手?
実際にアメリカに住んでみて、面積が大きいのでお国柄っていうより、土地柄っていうレベルで考えなくてはなりませんが、私が住む北東部では
人々はそれほどオープンでも人懐こくもない。
人々はそれほどしょっちゅうスケボに乗ってもいなければ、バスケもしていない。
人々はそれほど毎日ハンバーガーやホットドッグを食べてはいない。
人々はみんながみんな巨大な家に住んでいるわけではない。
人々はみんながみんなデブなわけではない。
とかね。
もっとあるんだろうけど。
反対に、アメリカ人が日本人に対して持っているステレオタイプについては、長くなっちゃうので次回に書きます。
宣言したからには、きっと書きます。