ぐるっと周囲のアメリカ人を見回してみると、なにかしらペットを飼っている人が99パーセントです。

 

多いのはやっぱり犬と猫で、多頭飼いしている人が多いのも顕著です。

まあ、日本に比べて家が大きいのも理由かも。

 

 

 

 

 

人間はどこに座れば?状態の友人の家

 

 

 

 

 

アメリカの犬は、日本のポチのように庭の犬小屋につながれて門番役といったことはなく、人間と同じく家の中でソファを占領したりして優雅に過ごされていらっしゃいます。

 

 

しかも、です。

 

日本では、それをしなければ犬ではないというくらいに”お座り”と”お手”を仕込まれますが、あれはいったいなんのためでしょうか?

 

アメリカの犬の前に行って、”Hand!”と手を出しても気まずい沈黙が返ってきます。

 

”お手”を英語にすると”Hand!”っていうよりは”Shake!”だそうですが、どっちにせよ私の知る限り、”お手”を強要する習慣はアメリカにはないようです。

ご飯をあげる時に、猫に何かをさせようとする人はあまりいないのと同じ感じ。

 

じゃあ、アメリカでは犬は躾けないのかというと、とんでもない。

”お手”はしませんが、その代わりに犬は無駄吠えしませんし、散歩の時もたとえ鎖でつながれていなくても飼い主の傍を離れません。

それはもう見事です。

 

一方猫はといえば、イルカやアシカも芸を仕込めばするというのに、だめですね。

多分、歴史上いろいろやってはみたんでしょう。

が、諦めざるをえなかったんでしょうね。

 

本当に何もしません。

 

可愛いってだけで存在を許されているって、でもすごいことかもしれません。

 

 

 


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