日本ではお盆なんですね。
前にも書いたかと思いますが、お盆のコンセプトはアメリカでは一番理解してもらうのが難しいものです。
”神様”という絶対的なものしかないアメリカでは、「ご先祖様」というのを説明するのは、うーーーん。
ましてや、ご先祖様が乗って来るという、ナスやきゅうりがウーバー替わりって・・・
私の説明なんかより、ディズニー映画の『ムーラン( Mulan )』をぜひおススメします。
だいたいまず、説明すべき私自身、お盆というと
・他に休むところはいくらでもあるのに読経するお坊さんの頭に蛾が止まって、死ぬほど笑うのをこらえた
・なんかの話から、「くちばしのある魚」っていうのが妙にいとこのツボにはまって、笑い始めたいとこが黄な粉を吸いこんで死にそうになった
・ひとりづつ仏壇に焼香に行くのに、妹のしびれがひどくて、立ち上がったと思ったらお坊さんに向かって倒れ掛かっていった
とか、くだらない記憶しかありません。
もちろん、まさかそんな経験をするために苦労して実家に帰るはずもなく、もっと敬虔な行事なのは理解しているんですが。
お墓参りもそうですが、考えてみるとお盆って亡くなった先祖を供養するためのようでいて、実は生きている人たちのものだなって思います。
できることならば実家に帰って家族が集まるという伝統が続くといいなと思います。
日本の外にいるからこそ、無責任に思うことなのかもしれませんが。
台風も迫って来ているみたいだし。