アメリカ、ニューイングランド地方の私の住む辺りは海が近いこともあって、シーフードを出すレストランが多い。
ナマの魚を使う寿司だって考えてみればシーフードなんですが、アメリカでシ-フードって言ったらエビ、イカ、大アサリや鱈の揚げ物だったりします。
必ずいやっていうほど大量のフライドポテトと一緒に出てきます。
全部揚げ物なので、茶色一色。
Fish&Chips
夏海
シーフードという連想ゲーム的なものなのか、そういう店は夏ともなると大賑わい。
年中あるそれら以外に、夏にはシーフードの王様、ロブスターを使ったロブスターロールというものがメニューに追加されるのをよく見ます。
茹でたロブスターが分解されて、ホットドッグに使うパンに乗っています。
この本物のロブスターがどれだけ入っているかによって値段が違いますが、一番安くて18ドルくらい。
所によってはMP(Market Price-時価)としか書かれていないことがあって、怖くて頼めません。
株価のように分刻みで上下してるわけじゃあるまいし、そんな書き方しなくても・・・と思います。
ロブスターが陸揚げされるメイン州では、値段はシンプルに大・中・小っていうロブスターのサイズで決められていました。
どーんと丸ごと茹でられたのが出てきます。
茹でられて赤くなっているから良いようなものの、これがもとの色だったら、この大きさも相まってけっこうひるみます。
上の写真の左側に見えるロブスターのハサミの形をした(なんでだ?)道具を使って硬い殻を砕いて食べます。
溶かしバターがついてきますが、それにつけてからプラスわさびじょうゆ(持参)で食べるとうま~い!
大きさ、おいしさ、そして値段。
どれをとっても王様です。