猫の研究者によれば、猫というか動物は夢を見ないということになっています。
それにしても、こういう職業があると知っていれば中学生の頃から目指して勉強したでしょうに。
毎日毎日猫のことを考えていられるんですよ!
なんといううらやましく素晴らしい仕事でしょうか・・・
ところが、です。
猫の脳波まで調べて”猫は夢を見ない”と断じた検査結果でしょうが、我がおっさん猫を観察した結果、異を唱えなければならないと思います。
例えば今日の午後。
いつものように、PCでニュースを読んだりメールに返信したりしている私の傍らにある、ダンボール箱の中で気持ちよさそうに深い眠りに入っているうちの猫、13歳。
いつもの光景です。
暑くな~い?
すると突然、「にゃ!」と鋭く叫んだかと思うと、ダンボール箱から飛び出して、部屋の隅までえらい勢いでダッシュしていきました。
見ていると、取り乱したことを恥じるかのように毛をなめて身づくろいしたりなんかして、ごまかそうとしています。
絶対、なんか怖い夢見たよね?
実は、同じような行動を以前にも2回ほど目撃しています。
うちのおっさん猫だけなのかどうなのかは分かりませんが、猫は夢を見ていると思います。
また、別のタイプの夢なんだろうなと思いますが、”へへ・・・”とうれしそうな顔をして、眠りながら四肢を走っているように動かしているところを目撃したこともあります。
いったい、”猫は夢を見ない”という結論に達するまでにどれだけの実験や年月をかけたんだろうと思いますが、申し訳ありません、猫は夢を見ます。