日本も暑いそうですが、私が働くレストランのキッチン内も負けてません。
今日は戸外は24度くらいのいい天気でしたが、熱を発するものだらけのキッチン内の気温は、軽く30度を超えたと思います。
去年の夏、さんざん苦しんだ灼熱地獄が早くも始まりました。
まさに灼熱地獄そのもので、暑いだけじゃなくて逃げ場がないんです。
暑いからといってオーブンを止めるわけにも、コンロの火を使わないわけにもいきません。
ウォークインの冷蔵室や冷凍室はありますが、そこへずっと入って涼んでいては仕事になりません。
そこで今、女性の同僚の間で流行っているのが、涼しく薄い素材のパンツ(ズボン)を見つけることです。
キッチンならではの、どっちかっていえばサバイバル系の流行ですね。
さいわい、このキッチンではシェフコートを着なくてもよくて(あんな首のしまったのを着たら、暑くて死んじゃう)、色さえブルーなら上下なんでもいいというので、ほとんどの人は下はジーンズをはいています。
で、このベージュのエプロンをつける、写真拝借
しかし、ご存知のようにジーンズというのは生地が厚く、この暑さの中では罰ゲームのようにさえ感じられます。
それでせめて、ほんのちょっとだけでも暑さをやわらげるために、薄手のものを探しまわることになったんです。
ところが、事は言うほど簡単じゃなく、ジーンズじゃないブルーのパンツというのが、なかなかありません。
「なに?ブルーのパンツ?ジーンズ履いとけ!」っていうことなんでしょうか。
たまーに見つけても、ポケットがなかったり、なんだかドレッシーすぎたり短すぎたりして、なかなか。
ひとりの同僚が「**で見つけた」と言うので行ってみても、私のサイズはなかったり。
どれだけの店を探し回ったでしょうか。
っていうか、今も探し中です。
同僚たちのパンツが薄手のものに変わっていくというのに、私は未だにジーンズです。