春の野菜といえば、アスパラガス。
私が働くレストランでも、春のスペシャルメニューとして出すようになりました。
アスパラガス自体はシンプルにソテーするだけですが、その一皿に添えるものといったら!
アスパラガスの一皿といっても、フェタチーズソース・ナスのピュレ・パニース(パニースーめっちゃ端折っていうと、ひよこ豆の粉を使ったキューブ状の塊ー作るのに、めっちゃ時間がかかる)を添えるんです!
それぞれ作る工程が、んもう・・・・・・・・・
本当なら今日は休みのはずで、ゆっくりできたはずでした。
しかし人手が足りないというのでオーナーからテキストが来て、仕方ありません、NOが言えない私は仕事に行きました。
それというのも、同僚のひとりMが先週末アレルギーと気管支炎とを併発して、欠勤しているから。
そして、別の同僚も水曜日には別のところで働くことにしたそうで、オーナーは会議があるそう。
マネージャーともうひとりの同僚では、大変すぎます。
すると午後、今日も欠勤のはずだった気管支炎の同僚Mが、這うようにやって来ました。
まだ調子が良くないのは、ひと目で分かる赤い顔といつもとは違う声から分かります。
いやー、気管支炎はうつるものではないでしょうが、あんまり近寄りたくもない感じ。
それなのに、です。
よりによって、そのMに新しい春のメニュー、アスパラガスの一皿に使うソースとピュレとパニースを教えてもらうはめになりました。
私が働くレストランでは、メニューはしょっちゅう変わります。
あと、スペシャルメニューもあり、その時のシフトの人にソースやドレッシングを教えて、他のクックはその人から教えてもらうことになっています。
で、この春のアスパラガスのメニューはMが知っているので、教えてもらいなさいということなんです。
ちょっとは良くなったとはいえ、まだげほげほしているMの横に1時間半もずっといて、なんだかすっかり私まで調子が悪くなった感じ。
いや、でもそんなことを言っちゃ悪いな。
調子が悪いのに教えてくれてありがとう、って思わなくちゃ。
でもうちに帰ってからずっとげほげほが止まらないのは、なんでかな?