だんだん暖かくなってくるにつれ、レストランではカクテルを頼む人が多くなってきました。
私自身は甘いお酒も好きではないのでバーでカクテルを頼んだ回数は、人生のうち片手で足りるほどなんですけど。
そのうちの1度は、メニューにあった”ロングアイランド・アイスティー”というもの。
てっきりアイスティーかと思ったのですが、アルコールが入っていてびっくりしました。
しかもウォッカ・ラム・テキーラ・ジン・グランマルニエと、フルメンバー入りで、アルコール度はとても高い。
ロングアイランドって、ニューヨーク州のあの細長く出っ張っているところ。
白いのがニューヨーク州で、赤いのがロングアイランド
で、アイスティーと言えば、冷やした紅茶。
そのふたつが合体すると、どうしてこういうアルコール度が高いカクテルになるのかな?
カクテルの名前って、案外考案した人が勝手につけた不可解なものが多いんだけど。
ま、それはともかく。
最近の流行は、そういう名前を言えばレシピ的に作られるようなクラシックなものとは別に、新しい形や味のもののようです。
私が働くレストランでは、キッチンマネージャーがカクテルも考案しているので、間近で見られて味見もできて興味深いです。
最近では、突然マネージャーがシェーカーをカシャカシャさせてもびっくりしなくなりました。
季節の野菜やフルーツを使ったり、なんでもありの自由な感じ。
この前は、セロリを多量に使ったカクテルを作っていましたが、意外に癖が無くてすっきりしていました。
おいしければいいんですよね。
それに見た目も大事で、こういうアイスキャンディーを別に作ったカクテルも。
このアイスキャンディー部分を取り出して食べることもできるし、溶かして味の変化を楽しむこともできるし。
ただ、あんまりデートなんかでこういうカクテルが出てきた時、アイスキャンディーの部分を取り出してぼたぼた垂らしながら食べるのは、よした方がいいかと思います。