私の住む町のど真ん中に、新しくカフェがオープンしました。
いや、それだけならビジネスの入れ替わりの激しい昨今、全然珍しくもなんともないんですが、ちょっとコンセプトが不可解なんです。
このカフェは日本発祥とのことなので、日本ではもう知られているんでしょうか?
”知るカフェ”と日本ではネーミングされているようで、ここでも”Shiru Cafe”。
アメリカでは2軒目ということですが、紹介記事をいくら読んでも今ひとつ理解に苦しんでいます。
なんでも、30歳以下の大学生・大学院生だけが利用できるカフェなんですって。
最初に登録が必要らしいですが、飲み物は全て無料で、置いてある軽食も格安。
もちろん、 Wi-Fiは使い放題。
店の運営はスポンサーによってまかなわれているようで、経営を心配することもない様子。
大学生に必要なリラックスした雰囲気と就職先とのコネクションを作るのがメインな目的だそうです。
この街には有名大学をはじめ大学がいくつもあるので、目のつけどころは分かりますが、どうでしょう?
大学生・大学院生なら誰でもOKということですが、街に住む圧倒的多数は、この有名大学生です。
この有名大学に通う経済的余裕がある人に、さらに無料のドリンク?
この有名大学を卒業する人に、就職先を紹介する必要があるんでしょうか?
それに注目されている理由っていうのも、そのコンセプトのユニークさっていうより、普通のカフェかと思って入った一般の人との問題を多数起こしているからのようです。
「え?カフェでしょ? どうしてコーヒーを売れないの?」
っていうのも普通の反応かと。
ここで働いている人は、毎日口論覚悟でしょうね。
ぜーーーーったいに働きたくない場所、私的にはナンバーワンです。