今日のレストランでの仕事はきつかったです。
きついのはいつものことですが、今日はまた格別だったのは、同僚の失敗と私の右腕のためです。
昨日同僚が仕上げておいた、鱈のフリッターを以前も書いたクネル型に成型しようと思ったら。
何を間違えたのか、水分が多すぎてどろどろ。形にできません。
これを固めるためには、小麦粉をどんどん加えてかき混ぜるしかありません。
ところが、これまた以前に書いた時以来ちっともよくなっていない右腕が、最も痛くてしたくないのが、「かき混ぜる」という作業です。
同じ「かき混ぜる」でも、玉子1個を泡立てるっていうのならまだしも、敵はホテル・パンに入った大量のねとねとしたどろどろです。
ホテル・パン。赤ちゃんが入浴できる大きさ
すぐに右腕が「ムリ~~~!!!」となって、左手でしてみるものの力が入りません。
仕方なく、大きなへらを立てて両手で持ってぐるぐる。
なんかに似てると思ったら、魔女が魔法の薬を作る様子にそっくり。
いひひひひ
「何してんだ、アイツ?」
ヘッドシェフの頭に、マンガによく出てくる大きな汗が見えるようでした。