今日ニュースで読みました。
アメリカで「自分は無宗教」と思う人は23.1パーセントで、「キリスト教」とか特定の宗教を挙げる人たちを抑えて初めて首位になったそう。
何も競っているわけじゃないので、首位っていうのもアレだけど、とても興味深いと思います。
私の住んでいる辺りにはユダヤ系の人がたくさんいて、彼らの教会であるシナゴ-グもあるし、なんとなく「ユダヤ教」と「キリスト教」が数でいえばトップ2なのかと思っていました。
でも確かに私の周りのアメリカ人で、例えばキリスト教信者で毎日曜日に教会に行っているという人は3家族のみ。
この人たちと食事した時、さっそく「いっただきまーす」とフォーク・ナイフを手にしたら、「ちょっと食前のお祈りをしていいかしら」と言われて、恥ずかしい思いをしたことがあったっけ。
この3家族のうち、2家族は夫の両親(義父は亡くなりましたが)と夫の弟家族です。
同じ家族の中で育ち、洗礼も赤ちゃんの時に受けているというのに、夫は自分を「無宗教」だと言います。
ところで、アメリカに住んでいて、転教(っていうの?)していない日本人は、宗教を訊かれた際「仏教」と答えたことがあるんじゃないでしょうか?
アメリカ人配偶者と同じ宗教に入信したという方もいらっしゃるでしょうが、そうではない場合、「うーーーーん、仏教・・・・かな?」と、半ば苦し紛れに。
まさに私がそれです。
だからと言って、仏教の何たるかを何も知らないことに自分でびっくりしたりします。
今回この調査結果を見て、「無宗教」っていう選択もあるんだと気づきました。
”何か”じゃなきゃいけない気がして、一番近いと思われる仏教を選んでいたことにも。
奥が深い仏教の信徒と名乗るのは、勉強してからじゃないと。
それまでは”何でもない”って言う方が正しい。
目を覚ませてもらったニュースでした。