私のキッチン仕事の朝は、フライヤー2台の掃除で始まります。
右端の2台
このオイルを全部抜いて、底や内側をこすってキレイにしたらまたオイルを漉しながら戻す。
これだけのことですが、言うのは簡単、でもやってみるともうね・・・
それほど大きく見えないのに、1台に40キロ近くのオイルが入っています。
終わったときには、来たばかりだというのにもう疲れて家に帰りたくなります。
ところが!
さらにヘビーなのが4日に1度このオイルを新しいものに換える時です。
今日がその日だったんですが、あいにく地面のところどころに、火曜日に降って積もった雪がばりばりに凍っています。
カートを押して、ひょろけながらレストランの外へオイルを運び出したまではいいのですが、オイルを捨てるコンテナの周辺は雪が凍っています。
このコンテナの投入口は私のアゴくらいまで高さがあって、オイルを捨てると言っても簡単ではありません。
かなり重量挙げ並みのポーズと筋力を要します。
こんなイメージ
さて、今日はさらに足元が凍っていて踏ん張りが効かない。
右足は凍っていない地面にあるのですが、左足がどうも。
用心に用心を重ねたつもりが、オイルの入った容器を振り上げた勢いで足に力が入り、左足が後ろへ滑りました。
あっぶな!
自分でもどうやって持ちこたえたのか分かりませんが、右足で踏みとどまって、オイルがエプロンの胸の辺りを汚しただけで済みました。
あとほんのちょっとで、オイルを頭からかぶるところでした。
あっぶねー。
冷や汗がどっと出ました。
もうおうち帰る!と保育園児になって暴れたくなった朝でした。