ニュースでご存知かもしれませんが、アメリカの中西部はものすごい寒波に見舞われています。
気温氷点下45度って、どういう世界なんだろう。
もはや人間には無理な気がする。
その寒波の端っこの影響で、住んでいる東海岸も相当な寒さです。
今朝7時の時点で、気温はマイナス17度。
風がつめたいので体感温度はマイナス25度でした。
そんな今日、働いているレストランのキッチンで、珍しくSとシフトが一緒になりました。
Sは他のレストランでフルタイムで働いているため、普段ここへは月曜日の夜だけ来ます。
朝のシフトの私とは、「お、元気?じゃあね」というすれ違いばかりでした。
なので、Sのことはほとんど知りません。
なんかよく風邪にかかって病欠したり、来ても鼻声だったりするので、なーんか若いのに身体弱いなーと思っていました。
で、時間になったので帰ろうとしてふとSを見ると、ちっとも帰る感じではありません。
「帰らないの?時間だけど」
と声をかけると、「うーーん、もうちょっといるよ」と言って、その理由も教えてくれました。
なんと、彼のアパートには暖房設備がないんだそう。
なので、こんな寒い日にはアパートにいても凍えるだけなので、ぎりぎりまでここにいて帰ったらすぐベッドにもぐるんだそうです。
はあ?
フルタイムで働いてるんだから、ヒーターくらい買えるでしょうに。
どうりでいつも風邪をひいているわけですね。
私も以前、理由あって暖房設備がないアパートに住まざるをえない時がありましたが、あの冬の寒さは忘れられません。
上の階の部屋は寒さで水道管が破裂して、階下の私のキッチンに雨が降ったことがあったくらい。
Sの方がずっと稼いでいるでしょうが、スペースヒーターくらいプレゼントしたくなりました。