アメリカでは今日1月2日は、早くも多くの人の仕事が始まります。
さあ仕事始めだと、私もちょっと気を引き締めてまだ暗い早朝から出かけました。
ところで、働いているレストランの一番人気のデザートは、2枚のチョコレートクッキーで自家製のアイスクリームをサンドイッチにした”Ice Cream Sandwich"。
書いてて思ったけど、もうちょっと名前に凝ればいいのに。
アイスクリームのフレーバーは、その時々で2~3種類から選べます。
フルーツだったり、キャラメル風味だったり、アールグレー紅茶だったり。ラベンダーとかの場合も。
このクッキーはブラウンシュガーとモラセスが甘味の、直径13cmほどもある大きなものなので、けっこうこれだけでお腹がいっぱいになったりします。
とにかくよく売れるので、頻繁にクッキーを焼く必要があります。
今まではパンやデザート専門のBakerふたりが焼いていたのですが、手が足りなくなり私も焼くようにということで、先週習ったばかりのクッキーを今日焼くことになりました。
クッキーとはいえ、そう簡単ではないらしく、プロのそのふたりでさえ時々失敗しているのを見ていたので、緊張します。
教わったとおりに材料を量り、混ぜて冷やして、丸めて平たくしてまた冷やして・・・という工程をちゃんとたどりました。
が、結果は失敗。
なぜか36枚のクッキーは広がらずに、上へふっくらと。
それはそれでおいしそうなのですが、13cmなければいけないデザートには使えません。
あれだけ時間をかけて、しかも初めて作ったものが失敗って、かなりへこみます。
もちろん「小さすぎて使えない!」とキッチンマネージャーにも怒られましたし。
うーーー。
ベーキングって難しい。
料理なら味見して「あー、塩を入れすぎた~」とか原因が分かりますが、ベーキングは途中味見をするわけにもいかず、全部終わってから「なぜかは分からないけど失敗だった・・・」っていうのが怖いな。
やっぱり甘いものが嫌いって日頃言ってるからバチが当たったんでしょうか?
ベーキングの神様が奉ってある所があれば、初詣に行きたいところです。