暑い暑いと言い続けてきましたが、いきなり朝晩は肌寒いくらいになりました。
やっと秋が来たんだわ!と喜んでいる私の耳に、オルゴールをものすごくうるさくしたような音楽が聞こえてきました。
まるで夏が終わったという事実に抵抗するかのような、アイスクリームトラックです。
公園のそばでは遭遇率大
夏中、町を巡回してアイスクリームを売り、子供たちには人気です。
音楽はトラックによって色々で、”オルゴール”というと想像するような曲が多いのですが、時々奇をてらおうというのか、夏なのにクリスマスソングを流してくるトラックも。あんまり近寄りたくないかな
物売りのトラックといえば、日本の田舎で育った私には、「さお竹~、物干し竿~」という軽トラの大音声をリアルに聞いたという、子供の頃の思い出があります。
それほど頻繁に物干し竿を必要とする家もないだろうに、なぜあんなに売りに来ていたのか、今考えると謎です。
それから、妙にこぶしがきいた廃品回収のトラック。
聞くなり、母親が飛び出して行ったのも覚えています。
・・・と書くと、ものすごく昭和の初期に生きた人のようですが、とにかくもんのすごい田舎だったので。
そのわりには、話に聞くラーメン、豆腐売りとか石焼いものトラックは見た(聞いた)ことがありません。
と、アイスクリームトラックから、日本での子供時代を思い出したひとときでした。
が、もう夏を思い出させるアイスクリームトラックにも、次の夏まで静かにしていてもらいたい。
そう思うほど、今年の夏は厳しく長かったです。