今でこそメガネをかけている私ですが、以前はコンタクトレンズを使っていました。
なぜコンタクトレンズを使うのを止めたか。
これには理由があります。
日本でもコンタクトレンズを使っていました。
今はどうだか分かりませんが、コンタクトレンズの店へ行けば視力などを検査してくれて、そこで作ってくれたものでした。
しかし、ここアメリカではそう簡単にいきません。
オンラインでコンタクトレンズは安く買えます。
が、オーダーするには眼科医で1年以内に得た処方箋が必要です。
これが超面倒くさい。
得意の箇条書きで行かせてもらえば、
1. まず眼科医の予約をとる。
2. 視力などの検査をした上で、「コンタクトレンズの処方箋が欲しいだけなんです」と言っているのに、併設されている店にあるメガネを買わされる。
3. ここまでで、1回目の訪院は終わり。
4. その眼科医が取り寄せた、トライアルのコンタクトレンズがその医者に届くと、来るように連絡が入ってまた予約。(だいたい2週間後)
5. そのコンタクトレンズが合っているかどうかの検査。
6. その医院を通して、引き続きコンタクトレンズを買ってほしいというのを振り切って、「オンラインで買うからけっこうです」と言って帰ってくる。
7. メガネが出来たという連絡が入って、また出かける。
・・・すごい面倒でしょ。
3回は行かなければなりません。
この2のメガネを作らされるのは、きっぱり「要りません」と言えばいいのかもしれませんが、???と思いながら作ったメガネが私には4つあります。
レンズの技術が日本ほど良くないので、ものすごく厚い。
日本では、昔の浪人生を描くマンガでしか見られない「ビン底メガネ」っていうやつ。
なのに高価。2万円(!)くらいします。
コンタクトレンズが欲しいだけなのに、なぜかその度に増えるメガネ。
もうこのやりとりにうんざりして、メガネで通すようになりました。
メガネは、雨の日に雨粒がつくのをいちいち拭かなくてはならないことと、気温差で曇るのが面倒なことなどがありますが、あの眼科医との毎年のやりとりを思えばナンでもありません。