優柔不断な夫と私は、せっかくふたりとも仕事が休みの日にも、「何をしたいか」をぐずぐす相談しているうちに日が暮れたりします。
もともと夫は仕事も趣味もアート、私は仕事も趣味も料理、超インドア。
両方の要求を満たす(夫の場合はアートを観賞、私の場合はおいしいものを食べる)から、という理由でニューヨークへ行くことが多いですが、私が住む所からはちょっとした1日旅行という距離なので、そうそう思い立って行けるわけでもありません。
そんな時、友人から電話がかかってきて「**しに行かない?」とか「ご飯食べにいかない?」と誘われると、ふたりして飛びつきます。
今日の電話は夫の画家友達からで、ピザの有名店に行くから一緒にどうか、ということです。
そもそも私の住む町は、全米ナンバーワンに輝くピザの天国。
ナンバーワンの店以外にも有名どころがたくさんあって、それぞれの好みによって贔屓の店が決まっています。
有名店ともなれば、日夜問わず長い列が店の外までできます。(予約は受けないので)
なのに、土曜日の夕食時にそこへ行きますか?
1時間くらいで入れたらラッキーでしょうね。
さすがに夫の友人だけあって、浮世離れしています。
夕食には早い5時半に店で落ち合うことにしましたが、まず駐車をするところを見つけるのがえらいことです。
店から2ブロック離れた路上に空きを見つけて、歩きました。
案の定、遠くに見える店の前には人だかりが。
夫の友人は2メートル以上の身長なので、頭ひとつ抜きん出て目印になっています。
やっぱり長いこと待たされました。
ところで、この友人カップルは、奥さんが18歳年上という組み合わせ。
フランスの現大統領の奥さんは25歳年上だそうですが、それには及ばないまでもかなりの年齢差です。
よほど魅力のある女性なんだろうな。
見習わなくては。
ピザをもぐもぐ食べながら、今日はその友人の誕生日だと判明。
そんな日に一緒に、彼の大好きなピザを食べられるなんて感激
誕生日おめでとう。
せっかくだから、このあとうち来る?となって、うちでまた飲みました。
・・・と、やっぱり計画性のない夫と私の1日でした。