昨日は私の誕生日でした。
誕生日というとぱっと頭に浮かぶのが、アメリカに来て以来よく目にする、どっちかというとカジュアルなレストランでの光景です。
食事中突然明かりが消えて「」と思っていると、数人のサーバーがろうそくが灯ったケーキを手に「Happy Birthday to you~
」と歌いながら、あるテーブルへ。
予約の時に誰かの誕生日だと伝えてあったんでしょう。
その誕生日の人がろうそくを吹き消すと同時に明かりがつき、周りのテーブルの人もパチパチ拍手して祝ってもらえるという、可愛らしいもの。
祝ってもらう誕生日の人は、家族でテーブルを囲んでいるグランマとか子供が多いですが、時々子供といってもティーンエイジャーだったり、カップル2人のテーブルの場合もあります。
さすがにちょっと恥ずかしそうですが、それでも周囲の目もあって一応うれしそうです。
側から見ていると微笑ましい光景ではありますが、夫には「私の誕生日にあれをやったら、絶交する」と宣言しています。
さすがに我が夫だけあって、「おれにも絶対にするな」と返ってきました。
問題は夫の両親です。
まさにそういうことをしそうな人たち。
とても愛情にあふれた、喜ばせようという善意の人たちなんです。
が、
どうしてそれを恥ずかしく思うのか、きっとどう説明しても理解できない。
「何も悪いことをしていないのに、どうして恥ずかしいの?」
全くその通りです。
でも、私は頭上でサーバーたちが最後まで歌いきるのをじっと座って聞いている自信はありません。
今、8月の終わりまでに1週間くらい彼らに会いにアリゾナへ行くという話しがずっと出ています。
あとは私が仕事を休めるかどうか、だけです。
しかし、なんとなくアリゾナ行きにためらいがあるのは、あれをされそうな予感があるのも原因です。