さて、昨日書いたように、アメリカ人大好きなアイスクリームです。

 

ひと言でアイスクリームといっても、大きく分けるとふたつ。

ソフトクリームとハードアイスクリームです。

 

ソフトクリームは日本のものと同じで、文字通り柔らかい。

あまり人気はなくて、作っていないアイスクリーム専門店もあります。

 

これに対して、圧倒的人気なのがハードアイスクリームで、温度がずっと冷たく作られるというので納得です。

 

驚くべきは、そのフレーバーの種類の多さです。

少ない所でも12種類くらいはあり、近所には50種類のフレーバーを誇る所も。

日本にあるような、種類は多いけど突拍子もない”ガーリック味”とか”しょうが味”とか奇をてらったものではなくて、です。

”コットンキャンディ”とか”ストロベリーチーズケーキ”とか、可愛らしい名前のものも。

 

やっとフレーバーを選んだと思ったら、次はトッピング。

M&Mだとか、カラフルな細かい甘いやつ、チョコレートチップとかファッジ、とにかく甘いアイスクリームをさらに甘くします。

 

 

これが、そのカラフルなやつ

 

 

 

そしてやれやれと思うと、今度はカップかコーンか?コーンだったらソフトかワッフルか?

ソフトコーン(あるいはただのコーン)は日本のソフトクリームの持つとこのあれ(説明むずかしいー)で、ワッフルはクッキーのような歯ごたえの編み目模様のもの。

ワッフルは焼いてある分硬いので、ソフトコーンのように早よ食べな!という危機感は薄く、気持ち的に余裕です。

意外にカップ派も多くて、これは落ち着いて食べられるからでしょうか?

 

 

 

これが、そのワッフルコーン

 

 

 

最後に何スクープか?

球状の道具でアイスクリームをすくう(scoop)のですが、それをいくつ重ねて欲しいか?

もちろんいくつ重ねるかによって値段が違いますが、欲張って3つくらい重ねたのをぐずぐずなめたりしているうちにぼっとんと地面に落として、大泣きしている子供をたまに見かけます。

 

 

・・・と、ひとつのアイスクリームを買うのに、大変な量の選択に迫られます。

アメリカでアイスクリームをお求めの際には、心してかかって下さい。

 

 

スーパーマーケットの紙容器入りのアイスクリームには、ナッツだのかちかちのチョコレートだのがごろごろ入っているものもあって、これは予想もしていないときにガチっと歯にショックが来て、結構苦手。

 

あとヘルシーさを売り物にするフローズン・ヨーグルトを売る店もたまに見かけますが、ヨーグルトなだけあって酸っぱさがいまいち。

 

それから日本で売っているようなひとり分の容器に入ったものや、棒のついたものはアイスキャンディと呼ばれ全く別物扱いで、あまり人気はありません。

 

 

アメリカ映画やドラマを見ていると、妊娠している女性がでっかい紙容器のままアイスクリームをスプーンで食べているシーンが出てきます。

 

妊婦といえばアイスクリーム

 

日本では、一般的に酸っぱいものが食べたくなるそうなのに、アイスクリーム。

お母さんのお腹の中にいる時から、アイスクリーム好きは始まっているのかも。

 

 

 


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