日本に住む友人からメールが来て、いかに暑いか訴えてきました。
本当に、どこも大変な暑さですね。
何をおいても、いらなくても、せめて水を飲み続けていただきたいと思います。
私の住むこの辺りも湿度が高くて、大変不快な日々が続いています。
私としては、水よりもお酒を飲み続けたいくらいなのですが、あれは不思議なもので、液体を飲んでいるのに水分補給にならないばかりか、かえって干上がるという。
猫は猫でつらそう。
「水を飲め!」と言っても、相変わらず聞かないので、いつもピンクの鼻は赤に近い色になって、犬のように口を開けて「へっへっ」をしています。
とてもご機嫌が悪い。
腕組みをしてにらまれてしまった
ところで私の乏しい知識では、暑くて汗をかくような時の人体は、水はもちろんですが塩も必要とすると思っていましたが、周りの夫も含めたアメリカ人は甘いものを欲します。
それも冷たければなおさら良いというので、子供はもちろん大人にもアイスクリームが大人気。
「塩なんて、ピラミッドを作る石を運ぶ人夫じゃあるまいし」と笑われました。
私は甘いものがそもそも好きではない上、冷たいものもあんまり。
なので、アイスクリームはどっちかというと積極的に食べたくないものに入ります。
それを言った日には、めちゃくちゃ驚かれ、変わってる人扱いされます。
私にしてみれば、暑いからと言って昼間に食べ、ごちそうさまと言ってはデザート代わりに食べる、そのいちいちの量の多さにびっくりですけど。
ひとくちにアイスクリームと言っても、そこここにある店によって製法が違うので、人気のある店は行列が出来ています。
チェーン店は、この辺りではまず見かけません。
夏には特に流行るのでしょうが、冬でもアイスクリームを食べるアメリカ人は多いので、商売は安定です。
たいていの巨大スーパーマーケットでも、冷凍食品売り場の棚1列全部、紙パックに入ったアイスクリームです。
夏と冬の食べ方の違いといえば、夏はそのまま食べますが、冬はパイなんかに添えて食べることが多いようです。
ホイップクリーム代わりなんでしょうか。
でもたびたびへそ曲がりで申し訳ありませんが、私はこの組み合わせも好きではありません。
温かいパイで、通常より溶ける早さを増したアイスクリームが液状になって、パイの部分をふやかし始めます。
これが大変いやで、お皿の両端に避難させているのを見て、またヘンな人扱いをされています。
嫌いと言いながら、アイスクリームについて語りたいことがたくさんあることに驚きました。
明日ももう少し、私が好きではないアイスクリームについて書きたいと思います。