アメリカで服とか食料品とかとにかくなんであっても買い物をする際、よく目にするのが「14.99ドル」とか「9.99ドル」などの表示です。
これは要するに少しでも安く売っているように見せたい店側のテクニックで、特に9.99ドルと10ドルはケタが違ってくるので目に訴える感じが違うらしいです。
・・・でもそうかな?
少なくとも私は「10ドルなら買わないけど、9.99ドルならいっか」と思ったことはありません。
例えばこんな感じ。
9.99ドルのジーンズ?きっとand upですよね
この.99の部分の文字が小さいのがポイントです。
あと、and upって・・・ 30ドルかもしれないですよね?
どっちみち消費税が付いて、買う際にはそのままの値段ではないわけだし、ちょっと消費者の心理を都合の良いように読みすぎっていう気が。
次によく見るのが、「3 For $20 その棚とかラックにかかった商品はどれでも3つで20ドルですよ」とか、「2 For $10」とか。
気に入った型のTシャツなんかを色違いでそろえようとかいう時には、とても得した気分になります。
でも「3つもいらないんだけど」と思う場合が多いのも確か。
服などはその店のポリシーによるのでしょうが、私が行く食料品店では、こういう表示がされている商品をひとつだけ買っても、レシートを確認すると、「3 For $20」ならちゃんと20ドルを1/3にした値段になっています。
それから、「Buy one、Get one half ひとつお買い上げの方には、ふたつ目を半額で」 とか、ふたつ目を無料(Get one free)だとかというのもよく目にします。
最初の”ふたつ目は半額”のはもったいないような気がしますが、めったにふたつ目は買いません。
が、ふたつ目無料のは喜んでいただいたのはいいけれど、結局食べきれずに処分することになってしまったりして、罪悪感を覚えたりして。
そんなわけで、いろいろ裏を勘ぐってしまうアメリカのショッピングです。