今日は夫も私も休みということで、今まさに花が咲くシーズンだというラベンダー畑へ行ってみました。
私のアパートから車で45分くらい。
・・・のはずが、どこへ行くにも迷わずにいっぱつで行けた試しのない夫と私のこと、行き過ぎてそれに気が付くまでに時間がかかり、1時間半くらいかかりました。
畑というくらいだから、辺り一面紫な場面を想像していましたが、実際はそれほど紫が濃いわけではなくこんな感じ。
それから、辺り一面さぞラベンダーの香りにむせかえるだろうとうっとり予想していましたが、実際は嗅覚が犬並みの私にさえ何の匂いもしません。
花を乾燥させてこそのあの匂いなのかもしれません。
アメリカでは、ラベンダーの香りは女性、特に年配の女性にとても好まれていて、芳香剤やドライフラワーに使われるナンバーワンと言っていいでしょう。
私には、はっきり言わせてもらえば、それほど好きな匂いではありません。
”草”の匂いが強すぎるし、花というより薬草という匂いの印象です。
じゃ、なんでわざわざ出かけたかというと、咲いている花の匂いは違うかもしれないという好奇心からです。
しかし私がそれほど好きじゃなくても、ミツバチにとっては大好物なようで、花と同じくらいの数のみつばちが群がっているのには閉口しました。
蜜をいやっていうほど吸っているらしく、どのミツバチもものすごく太っています。
畑の一角は蜜を採集する箱もあって、ギフトショップには「ラベンダーはちみつ」を売っていました。
商売上手です。
ミツバチを避けて花の匂いを嗅ぐのは至難の業で、ちょっと空いている辺りがあるので鼻を近づけると、たちまち寄ってきて、刺されそうで危ない。
ミツバチにとっては、鼻も花もどっちも「ハナ」なんですね・・・