ここアメリカで周りのカップルをぐるっと見回してみて思うのは、「奥さんが強い」

もう圧倒的に強い

ご主人は横でにこにこしながら、奥さんの話にうんうんって頷いたりして。

最初は「優しいな~」と感心して見ていたのですが。

 

以前目撃した1シーン。

あるカップルを含めた友人数人と一緒に、海辺でBBQをしていた時、その奥さんの方に急用の電話が入りました。

彼女は電話を切るなり、彼女の夫Sに向かって

「ちょっと**へ行くわよ。早くそのビール飲んじゃいなさいよ(実際には”Finish your beer!”って命令形)」

言い方もあんまりだわ、夫Sに相談もないわ、私はびっくりしたのですが、夫Sは慣れた様子で言われた通りおとなしくビールを飲み干して、奥さんと帰って行きました。 またね~バイバイ

 

しかし、このカップルがそう特別なわけではなく(奥さんの言い方はちょっとあれでしたが)、何を買う、どこへ行く、何をする・・・など決断を下すのは奥さんの場合が多い。

 

 

うちは、といえば、うーーん、やっぱり結構私が多いかも。

夫は、私に輪をかけた優柔不断で、優しいといえば優しいんですが。

なんだかちょっと方向がずれているというか。

 

例えば、こんな時にはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークはてなマークってなります。

 

私の仕事は、ぶっとおしで立っているだけじゃなくて、重いものを運んだりがきつくて、家に帰ってからもう動きたくない日があります。

すると、夫は気をつかっているつもりで

「夕食作るの大変でしょ。久しぶりだから友人のAと食べてくるから。」

 

ちょっと!メラメラ

 

じゃあ私はどうやって夕食を食べると思っているんでしょう?

どうせ作るんならひとりもふたりも同じなんだけど?

 

・・・「へ?」と不意打ちをくらって、思わず夫に「ありがとう」と言ってしまいましたよ。

 

 

”優しい”にも色々あって、もしかしたらにこにこと奥さんの話を横で聞いているご主人たちも、実は逆らうと面倒くさいからなのかもしれません。

なんて、ひがんじゃいけませんね。

 

 

 

 


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