今日いつも通りに朝7:20くらいに仕事に出て行ったはずの夫が、30分後戻ってきました。
こういうことは過去にもありましたが、タイヤに穴が開いているとか、車のブレーキを踏むとヘンな音がするとか、何か忘れたとか、とにかく良いことではありません。
何?今度は何?
すると夫、何も言わずに電話に飛びつき、2,3回やり直した挙句、銀行のATMカードを失くした旨報告してカードを無効にしたようです。
なんでも、最初に行ったATMは機能していなくて、別のところへ行った時点で、最初の所にカードをそのままにして来たことに気づいたんだそう。
あーーんなにピーピー音がして、「カード取るの忘れるなよ」って警告してるのに、忘れる人っているんですねー。
それがあなたでしたか!
でも、いつかやると思ってましたよ。
最近の夫の忙しさといったら普通ではなく、ただでさえうっかりものの夫がカバーできるスケジュールではないので、私が覚えているようにしていたのですが。
スケジュールが把握しきれずに何か忘れるかも、とは思っていましたが、こう来たか
それにしても、盗まれたらお終いの紙幣とは違って、こういう時カードは便利ですね。
新しいカードがもう次の日に配達されるそうですし。
でもこのカードを忘れた!から電話までの30分間、もしカードを使われていたら、アウトでした。
それに、アメリカ人の夫でさえ慌てていて聞き取ってもらえなくて、数回やり直した電話の音声システムは、私にとっては怖いです。
・・・と、ここまで書いていたら、日本の母から電話があり、私の祖母が亡くなったという報せが。
なんと、御年104歳でした。
耳は遠かったですが、腰も曲がっていず白髪もなくて、なにより気性がきっつい人で、ギネスブックに載るものだと思っていました。
私のように地理的に遠く離れていると、祖母の存在自体の現実味が薄かったのが、プツンと切れてしまったという不思議な感覚です。
こうして今まで得てきたものを、これからは失っていくのかな。
カードと違って、取り返しがつかないものを。
うわ、暗-----い
そうかもしれませんが、それでも笑えるところを見つけるタフさは持っていたいと思います。