もう今日は2月の11日ですが、アメリカでの2月の2日はGroundhog Dayでした。
Groundhog(ウッドチャック)
これは歳時記のような行事で、Groundhog(ウッドチャック)は迷惑なほど責任を負わされています。
何の責任か?といえば、春はいつ来るということを知らせる責任。
ぶっちゃけ占いや迷信に近いものがありますが、このGroundhogはなぜかフィル(Phil)と呼ばれ、2月2日に冬眠から覚めて巣穴から出てくるんだそう。
で、もし自分の影が見えたらびっくりしてまた巣穴へ戻ってしまうから、当分冬は続くだろう・・・というような。
聞けばかわいらしい行事なんですが、委員会があって毎年TVでも放送されます。
委員のおじさま6人ほどがシルクハットにフロックコートというものものしい出で立ちで、赤い布をかけられた台にフィルを乗せ、じーーーっと影が出るかどうかを見ます。
よくやったな、フィル!
なんだか真剣さに笑ってしまいそうになります。
今年は影が見えたんだそうで、2月2日の時点であと冬は6週間続くだろうという見込み。
このフィルは、世襲制でフィル何十号のはずですが、委員会のおじさまによればフィルは不死身なのでずっと同じフィルだということです。
なんだか何もかもかわいいな~。