最近、次のアメリカの大統領にオプラ (Oprah Winfrey) を推す声が高まっています。
彼女は『オプラ・ウィンフリー・ショー』というお昼のテレビ番組で有名な黒人女性。
といっても、トランプ大統領はまだやっと1年の任期が過ぎたところで、無事にいけばあと3年あるのですが。
最近のハリウッドの映画界を始めとするセクハラの糾弾の嵐の上、黒人で女性というマイノリティの上乗せで突然大統領という話にまでなってしまうこの勢い。
アメリカらしいといえば、これ以上のものはありません。
しかし私個人の意見を言わせてもらえれば、反対です。
オプラは、ゲットーに近いほど貧しい家の出で、ここまで来たからには頭のきれる人なんでしょう。
でもその頭のよさ、回転の早さというのは、TV番組のホストとしては素晴らしいかもしれませんが、それがすなわち大統領として通用するかというと、全く違うと思います。
過去にはロナルド・レーガンという俳優だった人、でこのドナルド・トランプという不動産実業家、名前が知られているからといってすぐさま大統領にというのはもういいです。
政治家になるべく教育を受けてきて、世界の中でのアメリカというバランスをとっていける人だけが、このトランプ大統領のめちゃくちゃの後を正せる可能性です。
この次も間違ったら、後がないと思うのですが。
大統領選挙は人気投票ではないと、アメリカの人々が思い知らなければ、トランプが大統領になってしまった「あーあ」が無駄になってしまいます。