今週私が住む町で、秋のレストランウィークの予約が始まりました。
小さい規模の町の割りにレストランはものすごく充実していて、
まあ、パプアニューギニアからいらしている人にとっては不服かもしれませんが、ほぼ食べられない国の料理はない勢いです。
1年に2回、それ用のコースメニューがリーズナブルな料金で用意されて、レストラン側にとってもよい宣伝になるし、店客ともに満足な催しで、あっという間に予約がいっぱいになります。
これは毎年行われているものですが、私はずっと前に一度参加して以来していないし、多分もうしません。
どうしてかというと、これを利用するコースはもう決められているので、近くのテーブルにちょっと私よりも先に出される料理が見えてしまって、楽しみが半減してしまうのと、やっぱりワインが欲しくて頼むと結局高くなって、こんなことなら普通に来た方がメニューを自由に選べるし!と思ってしまったからでした。
こんなことを思ったのも、日本のバラエティ番組で地元の食材を使って洗練されたフランス料理を出そうと努力しているシェフを見たからで、しかもその一皿の値段が安い!!
ここでは、ちょっとしたレストランではメインの一皿が30ドルはします。
私もキッチンで働いていた、そして食材をオーダーし、メニューの値段を決めていた経験から言わせてもらえば、「何をどうすればこれが30ドルに!?」という感じ。
なのでますます夫と私は、食事に関しては(すし以外は)出不精になり、家で食べ家で飲んでいます。
なので、レストランウィークと聞くとメニューをチェックするのが楽しいだけという有様です。